英語でも謙譲語的表現

よく、日本語は敬語があって難しい、と言われますが、もちろん英語にも敬語的表現はたくさんあります。さらに意外なことに、日本語的な表現と思われている謙譲語さえもあります。
ビジネスメールでこのような言い方をするときは、例えばセールスをかけているような、こちらの立場が先方よりもかなり低い場合、などが考えられます。

例えば、「よろしければ、ミーティングの場を設けさせて頂けないでしょうか。」と言う感じの表現は、このようになります。

Would you like me to set up a meeting with you?

"Would you like to ..."で通常は「何々して頂けますでしょうか。」という尊敬語表現になりますが、さらに"me"を入れることで、「私にさせて頂けますでしょうか」という、まさに謙譲語的な表現ができます。ただ、これはやはり対等にビジネスの話をしている場合は、英語としては少し畏まりすぎですね。本当に、相手には興味がないんだけどとりあえず興味を持って欲しい、みたいな時の表現です。

今回は珍しい、英語の謙譲語的表現を学びました。

Would you like me to set up a meeting with you?

ではまた。