ビジネス英語では「私」?「我々」?御社と弊社はどう言う?

よく、英語では主語がほぼ必ずあるので、「私」つまり"I"で主張することが大事だと言ったりしますよね。逆に、日本語では主語をぼかすことが可能なことが多いので、得てして誰がそう思っているのか、やりたいのかがわからないようなこともあります。
では、英語メールでやり取りされるビジネスの会話は、"I"だらけなのでしょうか。

下の文章は会社間の協力関係が確立した際の一文です。

We are really glad we are going to have the opportunity to be able to work together.

そうです、"I"ではなく、"we"が使われています。ビジネスの場では、特に大企業間の間での契約ごとややり取りの場合は、必ず"we"が出てきます。これは、個人だけで決めているのではなく、会社を代表してやり取りしているのだ、という意味からこうなるようです。
ちなみに訳としては、若干意訳ですが、「御社と協力関係を築くことができるのは大変光栄です。」でしょうか。つまり、「弊社」という場合に"we"を使うわけですね。また、御社と弊社をあわせて"we"(上記の2番目の"we")であることもあります。

もちろん、個人的な意見を述べたり、たいした内容じゃない場合は"I"でももちろん構わないのですが、このようにビジネスでの達成事項や、会社間の依頼事項など、契約が絡むような話の場合には必ず"we"を使います。

今日は「弊社」の表現の仕方を学びました。

We are really glad we are going to have the opportunity to be able to work together.

ではまた。