ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありません

ビジネス上、いつもうまく行くときばかりではなく、お客様に迷惑をかけてしまうこともやはりありますよね。その場合は、日本語だろうが英語だろうが、とにかくまずはご迷惑をお掛けしたことを謝らなければなりません。よく、「英語だと謝ったほうが負け」という誤解がありますが、ビジネス上こちらが悪ければ、日本でもどこでも、まずは陳謝してから今後について話し合います。

そこで陳謝のメールの書き出しとして、次の一文を読んでください。

We are very sorry for the inconvenience which it might have caused in your business.

ポイントとしては、"inconvenience"と"it might have caused"というかなり丁寧な表現です。"inconvenience"は直訳では「不便」ですが、通常「不都合」「不具合」というほどの意味で、ビジネス上で相手方が困っていることを表します。ビジネスメールでもよく出てくる表現です。
また、"it might have caused"はかなり回りくどい表現で、普通口語では言いませんが、「とても迷惑をかけた」ということを表したいために婉曲的な敬語表現になっています。かなり堅い言い回しです。
全体として、直訳すると「あなたのビジネスにおいてそれが引き起こしたであろう不都合について我々は大変申し訳なく思っております。」ですが、つまり「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。」という定型的な言い回しです。

今日は、とにかくこちらの非でビジネス上の損害を与えたり、迷惑をかけてしまった場合のメール冒頭の謝り方を学びました。

We are very sorry for the inconvenience which it might have caused in your business.

ではまた。